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岡山芸術交流2016参加作家 ゴンザレス=フォースターが、ヴェネツィア・ビエンナーレ企画展参加2019.07.12

シネマ・クレール丸の内に展示された岡山芸術交流2016時の作品
《ドミニク・ゴンザレス=フォースター:フィルム・レトロスペクティブ》
1996 - 2015
制作: 岡山芸術交流実行委員会
©岡山芸術交流実行委員会
写真:市川靖史

岡山芸術交流2016に参加したアーティストのドミニク・ゴンザレス=フォースターが、イタリア・ヴェネツィア(ヴェニス)で11月24日まで開催中の芸術の祭典「第58回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展」企画展に出展しています。

ゴンザレス=フォースターは1965年フランス生まれ。岡山芸術交流2016では、シネマ・クレール丸の内(岡山市北区丸の内1丁目)と共同で、自身の映像作品を振り返る回顧プログラムを行いました。

開催中のヴェネツィア・ビエンナーレでは、2作品を展示。「Endodrome」は仮想現実と、特別な出来事により、アーティスト自身がはっきりと心に抱いたものによって作られた環境からなる作品です。ゴンザレス=フォースターは、虚構の世界に着想を得て、これを異なる時代を想像するツールとし、逃避の概念に惹きつけられています。

もう一つの出品作品「Cosmorama」は火星の想像上の風景。赤い砂、切り立った岩、侵食された石がジオラマ・アーティストによる風景画の中に溶け込んでいます。